「タマランカーを釣りたいヘタレジジイの釣行記にもなっていないブログ」とタイトル変更したブログ

入学式の時期ですね。
初々しい生徒さんたちの姿がまぶしい季節です。

昔懐かしい中学時代の思い出話になったとき、必ず出てくるのが恐怖のマル暴？先生のこと。
今となってはドラマにも出てこないような猛者…というか猛獣のような体育教師たちが職員室とは別に体育教官室を与えられていて、そこでタバコを吸ってゴロゴロしていた。
そんな、先生とは名ばかりのヤツらにはどんなにイキがっていた不良もペコペコするしかなかった。
…って、しょせんは中学生だしね。


その①先生
国●館大学のボクシング部出という男は、年中白いタンクトップ姿で鍛えた上半身を誇示。
授業なんてマラソンか鉄棒の懸垂しかさせない恐るべきカリキュラム。
生徒には手を上げない代わりに、乗っていたバスの運転手が「ここの中学の生徒はガラが悪い」とつぶやいたセリフが耳に入ったとたん、バスを停車させて運転手を外に引きずり出しちゃうんだから恐れ入る。「俺に殴られて病院に行くか、土下座して詫びろ」って、映画の１シーンかい！　もちろん運転手さんは平謝り。このボクシング男の驚愕のエピソードが、修学旅行での破廉恥行為。旅館での夕飯前にボクシング男を呼びに行かされた我々生徒代表３人。その男の部屋に行って呼びかけると「お～！　ちょっと待っててくれ！」との返答。子供ながら不信に思って部屋の襖をソロリと開けると、なんだか大きく盛り上がった布団がペコペコ上下運動してる。事態がよく呑み込めていない中坊３人。すると「悪ぃ、悪ぃ」と言いながら布団から出てきたボクシング男…に続いて美人で有名だった保健室の女先生が照れくさそうに布団の中から現れた。え！　こんな状況で……やったか！　サスガというか信じられん。


その②先生
ボクシング部男の先輩あたる小太りなオジサン。だけど、やることは恐ろしかった。
喫煙がバレた生徒を教官室に呼び出す。さすがにビビりまくる不良。
３人の暴力教師に囲まれて「ま、座れよ」と椅子をすすめられる。
座ったとたん、ボクシング部男とサッカーバカ男に押さえつけられて鼻と口にピースを突っ込まれた。
「これが最高の吸い方だからな」と、マジで火を点けられた中坊泣く。
苦しくて転げまわった生徒に「これが吸いたきゃいつでもココで吸わせてやる。けど、よそでオマエがタバコを吸ってる話を聞いたらタダじゃおかないからよく覚えておけよ」と、すでにタダじゃすまない私刑を与えた恐怖のオヤジ。
夏の夜、教官室で酒を飲んで酔った勢いで全裸でプールで大騒ぎ。近所の人が学校に通報して発覚したものの、お咎めナシどころか我々生徒に「酒をもって来たら、オマエたちも夜のプールで泳がせてやるぞ」と反省の色まったくナシだった。


その③先生。
サッカーバカ。授業はほぼサッカーのみ。自ら裸足でボールを蹴りながら、校庭を走りまくる。
こいつにはいったい何発殴られたか分からないので、当時は「高校生になったら勝負をする」と決めていた。
それはさておき、ある日の放課後、校門の外に他校の不良どもが１０数人集まっていた。それを聞いたサッカーバカが単独で現れて、不良たちに「よく来たな～。こっちにこいよ」と柔道部と剣道部が使う道場へ誘った。不良どもは「なんだよオマエは！」などとギャーギャー騒ぎながらサッカーバカについてきた。そこでサッカーバカは我々生徒に「こいつらが道場に入ったら、外から押さえて出られないようにしとけ」と指示。サッカーバカと不良が全員道場に入って暫くは静寂だったので、何が起こっているのか不明。しかし、その後、柔道と剣道の試合がいっぺんに始まったような声と壁にドッタンバッタンとぶち当たる音の数々。我々生徒も「これはヤバいな」と思ったとき、ボクシング部男が登場して「どけどけ、中に入れろ」と道場に入っていく。それからほんの数分後、サッカーバカが扉から顔を出して「お客さんが帰りたいそうだから、校門まで送って行ってやれ」と嬉しそうに言う。続いて道場から出てきた他校の不良の顔は血だらけでパンパンに腫れあがっていた。最後にいちばんデカかった不良の首根っこを押さえたボクシング部男が「この子、今日からマジメな生徒になるんだってよ」と笑っていた。お客さんが校外に出たのを見て、サッカーバカが「あ～、今日はスッキリしていい日だった」とボクシング部男とニコニコしていた顔が忘れられない。このイベントの間、他の教師たちはいったい何をしていたんだろう？と思う。


その④番外編。
これは教師ではない人の話。
教室の窓から見えるアパートに太った男が見えた。それをからかっていたクラスの某お調子者。すると、からかわれていた男がなんと日本刀（本物かどうかは不明）を持ち出してベランダに突き立てて見せた！　そのときは一瞬、何を持っているのかよく分からなかったけれど、授業が始まって暫くすると教室後部の扉がいきなりガラっと開いて、その男が日本刀を手に「さっき俺をからかったヤツはどいつだぁ～！」と絶叫しながら乱入。案外、こういうときって、生徒たちは一瞬シ～ンとしてるものなんですね。恐怖の実感が沸いていないというか、事態を呑み込めていないので。でも、偉かったのはそのとき授業を担当していたガリガリに痩せた方言でしゃべる理科の青年教師。日本刀を手にした男に「ちょっとアナタは何なんですか！　外に出てください」と正面から堂々と向き合って、男を教室の外に押しやった。ところがその直後に「犯人は誰なんだ？　●●か！」と、まったく無実の生徒を名指し。不意をつかれた●●君は真っ青になって泣き出しそうでした。そりゃそうだよね。その先生は暴漢にかわいい生徒を売ろうとしたのか……。その後、日本刀男がどうなったかは分かりませんし、我々生徒がどうやって無事に授業を終えたかも思い出せませんｗ


……思いつくまままイッキに書いてみたけど、ホントに信じられない話ですね。
そんな時代だった、というか、あのマル暴先生たち、今でも元気なのかな？
……なわけないかｗ



伊藤惇夫が破廉恥神奈川県知事の再選を「神奈川の悲劇」と表現したのはウケた。
良い子のみなさん、しっかり学んで立派な大人になってください。



＊この男が不倫相手に送った破廉恥なメールの内容は、とてもじゃないけど紹介できません＊

将来、ワタクシが万がイチにも神奈川県知事になったアカツキには、神奈川県から破廉恥を撲滅するべく精進することを先生…宣誓いたします。
……なワケないか。
再選…いや再見！